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あけおめ!・・・じゃねーよ!
ってくらいご無沙汰しています!

なんかねぇ~時々人生って
私が描いてる物語より奇なるんだ
衝撃的な日々を送っていますが萌えが一切ない!

ハガキサイズの(今トップ絵みたいな)
イラストなんかのリクエストとかあったら
よろしくおねがいします。水品でも月代でもいいです。
もらえたら頑張れる、というか復帰したくなるきっかけになるとおもうんだ!

ではではそのときまで~チャオ!
(と言いながらすぐ何か更新してたらすいません・笑)
PR

corl.pngう~ん
こんな感じです。
アナログは暗いね。

ご無沙汰してます!
なんかもう過ごしやすい夏終りから秋ってことで
うっかりものすごい集中の仕事を引き受けつつ
その上休みは死ぬまで遊びつくす感じで
ネットに全然あがれませんでした。

そんなアナログな生活を送りつつ
脳内では常に次にどの話を
漫画にしようかとか妄想していたので
創作意欲だけはあります。
ただ、その創作方法を忘れてしまい
これから地味にしあげていきたいです。

リハビリがてらにカラーインクで
葉書に落書きしたりしています。
上手くスキャンできたら後にでも
ここで披露目出来たらと思います☆



俺は古泉。
バカで騒がしい水品とは中学からの腐れ縁。
そのバカがなんか最初からやたら絡む月代。

高校に入ってたいていこの3人でつるんでる。
そこにバカと同じサッカー部の生田や、
電波系に月代に構う留年生の此花君や、
生田に変態的な感情を抱いている五条なんかが
たまに加わったりしてくるから友達には事欠かない。

ここ半年観察してて見えなくていいものがたくさん見えて
自分の立ち位置に切なくなる。

たぶん水品は月代が好きだ。
(恋的な意味で)
たぶん上杉も月代が好きだ。
(恋的な意味で)

水品はバカで上杉は生徒会の優良生。
水品は月代と仲が良くて上杉はクラスメイト。
それ以上の違いはたったひとつ。
それ以上の違いが俺を悩ませる。

上杉は自分のコイゴコロを自覚してる。
水品は自分のコイゴコロを無視してる。
(バカだから俺が指摘したってきっと認めない)

どういうわけか月代本人は全く気付いてないのが
災いなのか幸いなのか。
(月代はそういうの疎くなさそうなのにね)
上杉のコイゴコロにだけ気付かれても困るけど
無自覚の水品には気付かないのも道理かもね

「俺は切ない」

思わず口に出したら
「古泉どうした?」
と心配顔の月代と
「まさか古泉のくせに恋煩いか?」
バカ丸出しの水品。
恋してんのはおまえだよバカ水品。
「具合悪いなら保健室行く?
 俺意外と腕力あるから古泉くらいおぶれるよ?」
俺、月代より7センチも背、あるんだけど。
でもそれでも頼んだら背負ってくれるんだろうなぁ。
「マジで恋煩いだったら
 俺、相談に乗ってやってもいいぞ!」
あんた今までに実る恋したことないじゃんチェリー水品。
水品に恋愛相談なんかしたらろくなことになりそうにないよ。

うん。でもね。
俺はキミたちと出逢えて、
こうして笑って毎日送れる今が、
実はすごくすごく嬉しくてしあわせ。

だから水品の恋が実ればいいと思うし
月代がめんどくさい思いをしなければいいと思う。
(水品はただでさえめんどくさい)

「この切なさは食べ物でしか埋まらないわ」
そう言ったら
すかさず月代と水品が飴をくれた。

それは「切ない」と言う名の「空腹だ」
とか突っ込まないで真面目に飴くれるってどうなの?

俺はこの二人が大好きだ。

「こないだの図書室の違和感、
 これだったよ」

珍しく月代に声を掛けられたかと思うと
その手の中の携帯画面を見せられた。
その画面の中には俺と月代が並んで映っていた。

「これは・・・」
「いつの間にって話だよなぁ
 折角だからもらったけど」
もらったけど?
女子にもらtったのだろうか?
月代が?わざわざ?まさか。
「だ、誰にこれを?」
「古泉。
 古泉部活動で女子と接点あるから
 撮った子本人じゃないから誰が撮ったのかは
 解んねーけど」
「そうか」
隠し撮りをされたことはこれまでもあった。
露骨にカメラを向けられることもある。
頼まれて撮られることもある。
けれど、
月代と一緒に写った写真。
俺にとってトクベツでないわけがない。
その写真を月代が持っているならなおさらだ。

「いる?」
「え?」
「この写真いるなら送るけど?」
「いいのか?」
「だって上杉も映ってるし」
と笑う。
「じゃ送る。
 って俺上杉のアドレス知らなかった。
 教えてもらってもイイ?」
「ああ、もちろんだ」
驚いた展開になってきた。
月代と映った写真がもらえるだけじゃなく
月代と電話番号やアドレス交換までしている。
思えば何かが変らないかと月代に声を掛けた
”図書委員、付き合ってもいいか?”
あの一言から何かが変ったのかもしれない。
どんなに望みのない想いでも少しは報われるのか。

「ありがとう」
受信したメールに添付された写真を見て言うと
「うん、上杉笑うじゃん」
と月代が笑った。
「笑う?」
「ああ、ううん。
 上杉はクールなイメージなんだってさ。女子の間で」
「そうなのか」
「俺はちょっと違うけどなー」
「え?」
「こういうピントが微妙な隠し撮りじゃなくてさ
 一緒に撮んね?」
月代が携帯をいじって写真撮影設定に切り替えている。
そのレンズを自分に向けて俺の横に並んだ。
一緒に?思わず二度うなずくと月代が笑った。
「いーちーにーのーはい!」
バシャと携帯が鳴る。
「うん、どーせならこっちのがよくね?」
月代が俺の携帯にある隠し撮り写真と
今撮ったばかりの月代の携帯の写真を並べた。
視線もピントも合っていて何より近い月代との写真。
「ああ。こっちの方がいいな。
 ちゃんと撮った写真だ。」
「な。」

この写真が欲しいと言ったら変だろうか?
そう言い出しあぐねていたら携帯が鳴った。
「今の写真も送ったよ」
月代が携帯を指差して笑う。
「上杉に見せようと思って保存してたけど
 こっちの写真があるからこれはもういいや」
月代は隠し撮りの方は消去したようだったけれど
俺はたぶんできない。
どっちも月代と写った貴重な写真だ。
隠し撮りをしてくれた誰かに感謝したいほどだ。

「こんな風に写真を撮ったのは初めてだ」
そういうと
「上杉の初めてに参加できて光栄だ」
月代はそういった。
言わないけれど、
言えるわけないけれど、
俺が初めて好きになったのは月代だと言いたくなった。




  

 

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