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キャラの日常日記ブログ
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去年の春に出逢った。
梅雨前の雨の日に傘をもらった。
夏直前に海に誘われて少し近づけた。
夏が終わるころにはこれは恋だと自覚した。

秋が来て
秋が過ぎて
冬が来て
もうすぐ冬を終える

春になる前のまだ寒い日
昨日俺は月代に好きだと告げた。

『・・・・・・好きって、俺と付き合いたいってこと?』

月代はそう返した。
それを俺は否定した。
そういう意味ではないととれる言い方で。

だから月代はノーともイエスとも言わなかった。
ただ受け流したり茶化したりもせず『ありがとう』と言った。

その言葉は嬉しくもあり
その返事は寂しくもあった。

わかっている。
俺は最後の最後で意気地が無い。

なんともいえない思いのまま登校した。
昨日の不在が嘘であったように月代がいた。
いつもどおり「おはよう」と彼の声が俺に笑った。
この時は正直、変わらない日常光景に安堵した。

いつもと変わらない日常光景?

ふと振り向くと月代と目が合う。
月代が俺を見ていたのがわかる。
そういう瞬間が今日は何度かあった。





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告白はしたが付き合いたいとは違うと言ってしまった上杉
当然返事はイエスもノーもない
最後にありがとうと言われただけ

翌日
上杉(曖昧な告白をしてしまったためどんな態度でいたらいいのか?)
月代(もっと近づきたい好きだと言われた→仲良くしよう→上杉を構う)

上杉(顔が緩みそうになると意識して力が入り眉間にしわが寄る表情になる)
上杉って笑わないよね悪い奴じゃないのはわかるけどとっつきにくい感じ?
怒ってるのかなって思っちゃう。イケメンなのにもったいない。
ちょっと同意の月代だったが
好きって言われたし、近づきたいって言われたし、
もしかしたら上杉自身そういう自分を変えたいって思ってるのかもだし。
=どんどんどんどん近づいて接していく
=嬉しくて表情も身体もこわばる上杉
=追う月代
=どうしよう。嬉しくて顔に力が入らなくて泣きそうになる。

=困らせた気分であやまる月代
=あやまって欲しくない上杉

ほどほどにするよ
離れないで行かないで

慕われている月代
初めて見たときは綺麗な顔だと思っていたのに
その上で態度も声も仕草も全部が綺麗でたまらない
自分と似たようなことを月代に告げる人物との瞬間を目撃
自分に返した言葉を返そうとしている(ように見える)月代
止めに(邪魔に)入る上杉
「ごめんなさい。本当は好きになって欲しい、恋人として付き合って欲しい、
 独り占めしたいと望むような好きなんだ
 
 何でもする。好きになってくれないか」


ーーーーーー


したわれてる別バージョン
生田恋の悩み相談中
バレンタインになんやかんやあった生田
(合コンとか?)
(部活交流会)
水品は胸糞悪くて抜け出し帰宅&自主トレ
(そこそこ口出しできる立場)
月代の話題がでる
月代の情報を聞く
月代を探りたい女の子
(体育祭と学祭で見初めた子多いんだよ)
の友達を好きになってしまう生田
↓の展開へ
「つっきーって付き合ったことある?」
「恋人とかそういうこと?」
「うん」
「なら、ないよ」
「なら?」
「うん。付き合ってたと思ってたけど
 片思いだったんだよね」
「つっきーが片思い?」
「そんなこともありました」

色んな人から恋の相談を受ける月代
告白めいたものもちらほら
そこを目撃上杉


上杉は待っていた
翳りゆく教室の中
月代が登校してくるのを待っていた

雨が降り続く鈍色の空


「上杉まだ残ってたんだ?」
「ああ」
「生徒会?」
「否、・・・・・・月代を待っていた」
「俺?」


「雨、止まねぇな」
「・・・・・・」
「用事ないなら帰ったほうがいいよ?
 なんか冷え込んできたし雪になるかも」
「月代は・・・・・・」
「俺は、これ笹山ちゃんに提出してから帰るよ」
「そうじゃなくて・・・・・・」
月代は上杉が固まってうつむいたままなのに気付く。
その様子から上杉っていつもこんな感じだよなぁと思う。
何か言いたげで、何か一生懸命で、いつも寂しそう?寒そう?
「とりあえずこれ、笹山ちゃんに出してくるから
 もうちょっと待っててくれるなら一緒に帰る?」
「待ってる」
「うん」
普段は大人びて見えるのに
ひどく幼い子供のように見える上杉の
頭をぽんぽんとなでて月代は廊下に出ようとした。
のだが、上杉の震える指先がブレザーの袖口を掴んだ。

「わ、何?どうした?」
戸惑いの声をあげる月代に上杉が小さく告げる。
「・・・・・・なんだ」
「え?なに?」
「月代のことが好きなんだ」
友達というほど親しくしているわけでもなく
ここで友達として好きだなんて言うはずもなく
「ずっと好きでどうしうもないんだ」
と告げる上杉は小さく小さく凍える声で最後に
「ごめん」と言った。

月代の目に映る上杉は俯いたままで
薄暗い教室を外から照らす青白い街灯の光が
薄着で震えるその姿をいっそう寒そうに見せた。

無意識だったのか
寒そうと思った感情のせいか
月代は上杉を抱き寄せて肩を抱いた。
「上杉っていっつも寒そうだなって思ってたけど
 やっぱ冷たいんじゃん」
月代の体温を冷えた体に熱く感じて
たちまち上杉の顔は熱色に染まる。
今この肩を抱く体温が月代のものだと想う程
こんなに二人きりの教室に月代といると感じる程
嬉しくて切なくて暖かくて幸せであふれる想いが止まらない。

「上杉?」
心配そうに覗き込んだ間近の月代の瞳が
上杉の感情をより駆り立てるように黒く光る。

「ああ、そういうのもありなのかな?」
「月代?」

「うんあのね」
少し息をついてから月代が続ける。
「今、俺空っぽでさ
 そんな俺でいいなら付き合う?」

上杉は意味が分からずに顔をあげる
「俺と付き合う?」
月代は不思議な表情で上杉に顔を近づける。
上杉はその顔を、吸い込まれそうな漆黒の瞳を見る。
息がかかりそうな距離になってこのままだとキスしてしまうと思う。

キスしてしまう?
誰が?
自分と月代が???

照れだったのか
驚きだったのか
我に返った上杉は
思わず身を引いてしまい
危うくひっくりかえりそうになる。
それを阻止して庇ったのは月代の腕。

その腕は上杉の身の安全を確認すると
これ以上は何もしないよと言うようにすぐに離れ
「ごめんね」と月代はつぶやいて行ってしまった。

この瞬間から上杉は自分の取った行動に
どうしようもない後悔を感じる日々が始まった。

そう言う意味の好きだったのに
まさか月代が自分にキスするような
そんな展開になるとは予想もしていなくて
そんな月代が告げた「ごめんね」の意味も解らなくて
取り残された薄暗い教室の中で鼻の奥がつんとした。

月代の言ったように
雨は雪に変わって降り出したけれど
この静けさや寒さや切ない気持ちは
決してそれだけのせいではなかった。










先日まで土砂降りの日々が続いたかと思えば
今日は一転、平均気温34°予想の真夏の猛暑日。
寝苦しくて目覚めたらすでに夜は開けていたAM4時40分。

あーこの時期ってこんな時間からもうこんなに明るいんだ。

二度寝も面倒くさくて顔洗って起きることにした。
遼で同室の生田が物音で起こしてしまったか
仕切られたパーテーションの向こうから

「今日は祝日で休みだよ~」

と鼻にかかった眠気の声で言った。

「祝日?」
「海の日だよ~お休み」

そうか、今日は祝日で海の日か。
そういえば、部活はAM7時からだったな。
それで熱中症が懸念されるAM10時までだったっけ。

確かに今日は暑い一日になりそうだ。と、
頭上に広がる青い空と形を作り始めた入道雲を仰ぎ見る。
サッカーは屋外競技だから太陽に照りつけられて体力を奪う夏を
嫌いだと言う奴はけっこう多いのも分かるけど俺はそんなに嫌いじゃない。
だからこそ夏場に強いフィジカル面を鍛えれば差が付けられるチャンスだろ。

今日も靴の紐をギュッと占めて軽いストレッチをしてからランニングに向かう。
これは朝練があっても部活のない日でも雨の日でも変わらない俺の朝の日課。

寮の門を出たら海沿い側の道路脇の歩道をゆっくりと走り出す。
少し強いくらいの海風がぶち当たってきてすごく気持ちがいい。
少しずつ速度を上げながら堤防を走り抜けて木陰へダッシュ。
そこからさらに海沿いに続く真っ直ぐな道をひたすら走って
折り返しの陸橋が見えてきたら階段を登って渡って
そんでそのまま元来た道を折り返して寮まで帰る。
この距離だいたい10キロ。

寮に戻るのは遅くて1時間。
シャワー浴びて髪乾かして食堂で朝食。
飯食って準備して部活練習グラウンドへ向かう。
生田が「水品今日早くね?」とか言ってたけど、
だからなんだとしか思わなかったのでそこは無視。

『海の日』

文化の日は学園祭の初日だ
本日は本校生徒のみでの学園祭
それから明日、明後日と、他校や保護者が
本校に訪れて学祭は3日後にその祭りを終える。

この忙しい時期に3日もと思われがちだけれど
その間に運動部や文化部にはこっそりと広報部が
それなりのスカウトなんかを呼んでパフォーマンスを
しているらしいからここで3年の(人によっては1年も2年も)
後日、将来や就職や進学について面談が行われたりする
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BrownBetty 
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